華頂短期大学

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学生たちが第2回「名所旧蹟研修会」で大徳寺、龍源院を訪問しました

 歴史的に由緒ある寺院を訪問し学びを深める「名所旧蹟研修会」で、学生たちが12月8日(土)に北区紫野にある大徳寺と龍源院へ訪問しました。

 大徳寺では国宝の方丈と唐門をはじめ、重要文化財の三門、法堂、勅使門等を見学しました。到着して早々に特別名勝である方丈前庭から唐門を眺めながら枯山水についての説明を受け、その素晴らしさに各々が様々な印象を受けていました。
 また、方丈にある狩野探幽作の障壁画等や、法堂の狩野幽斎による天井龍、三門の長谷川等伯による天井龍や阿吽画等の歴史的に有名な絵師の作品を直に見ることができました。

 龍源院では一枝坦(いっしだん)、竜吟庭(りょうぎんてい)、東滴壺(とうてきこ)、滹沱底(こだてい)の4つの石庭を拝見し、色々な様式の禅宗庭園を堪能しました。
 また、龍源院は檜皮葺で出来ており、その軽さから、瓦葺の建物と大きな違いが細い柱で造られている事などの説明に、新たな発見をしました。

 当日は雪が降るのではと思うほどの寒さでしたが、多様な歴史・芸術に触れ、寒さを忘れるほどに充実した一日でした。

  • この後、こちらに上り千利休の等身大といわれる木像等を拝見しました。大徳寺の三門を見上げる学生
  • 住職より蓬莱神仙の世界観を表現したとの説明をうけ、学生たちはどう感じたのでしょう。龍源院の庭の一つ「一枝坦」