教員紹介
教員名 | 坂口 みゆき (さかぐち みゆき) |
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職名 | 准教授 |
学歴 | 大阪教育大学大学院 教育学研究科(修士課程) 障害児教育専攻 障害児心理専修 修了 英国ローハンプトン大学大学院 音楽療法修士課程 修了 |
学位 | 修士(教育学), MA in Music Therapy |
担当教科 | 基礎ゼミナールⅠ 基礎ゼミナールⅡ 総合ゼミナールⅠ 総合ゼミナールⅡ ピアノ実技Ⅰ ピアノ実技Ⅱ 音楽療法概論 音楽療法各論 音楽療法演習 音楽療法総合演習 音楽表現Ⅰ 音楽表現Ⅱ 教育実習 保育実習Ⅰ 保育実習Ⅱ 保育実習Ⅲ |
専攻・専門分野 | 精神分析的音楽療法 |
研究テーマ・内容 | ・音楽療法の精神分析的考察 ・心理療法としての音楽療法の日本への導入と理解の促進 ・心理療法としての音楽療法における治療的枠組みのあり方とその重要性について \こういう研究・授業をしています/ 音楽療法,中でも対象者の心のしんどさや心の成長を取り扱う「心理療法としての音楽療法」を専門にしています。音楽療法の授業では,学生さんが自分の心の動きに気づいたり,他者の感じ方や表現の仕方(それは自分と似ているときもあれば違っているときもあります)に気づいたりしていくプロセスを大事にしています。このような,自分と他者の心に対する意識や理解を深める学びは,保育者を目指す学生さんにとっても意義のある学びになると考えています。 |
所属学会 | ・日本芸術療法学会 ・日本音楽療法学会 ・British Association for Music Therapy |
学外活動 | |
研究業績:著書 | |
研究業績:論文 | ・「英国ローハンプトン大学の音楽療法士養成コース:精神力動的音楽療法とトレーニング の紹介」『船橋音楽療法研究室年報』 第8巻, pp.62-69, 2010. ・「公開講座『介護学の視点』実施報告:音楽療法-思いを紡ぐ音の世界」『華頂社会福祉 学』第11号, pp.9-12, 2015. ・「高齢者に対する音楽療法における精神分析的アプローチの意義についての一考察」『京 都華頂大学現代家政学研究』第4号, pp.47-55, 2015. ・「保育・幼児教育における障がい児に対する療育的音楽活動について:学生の学びへの一 提案」『華頂短期大学保育実践研究』第16号, pp.65-71, 2015. ・「保育系学生のためのコミュニケーション教育プログラムの開発と実践,導入の試み (その1)」『京都華頂大学・華頂短期大学教育開発センター研究報告書』第2号, pp.1-9, 2015. (共著) ・「保育系学生のためのコミュニケーション教育プログラムの開発と実践,導入の試み (その2)」『京都華頂大学・華頂短期大学教育開発センター研究報告書』第3号, pp.1-14, 2016. (共著) ・「音楽療法の学びにおける学生の内面への気づきを促す取り組み」『京都華頂大学・華頂短期大学教育開発センター研究報告書」第4号, pp.9-21, 2017. ・「クラインの精神分析技法にみる即興的音楽づくりの臨床的意義」『京都華頂大学・華頂短期大学研究紀要』第62号,pp.1-12, 2017. ・「『 二者言語』としての音楽:精神分析的音楽療法における臨床即興の意義」『京都華頂大学現代家政学研究』第8号, pp. 39-47. 2019. ・「幼児の表現活動における即興的音楽づくりの意義」『京都華頂大学・華頂短期大学研究紀要』第65号,pp.29-40, 2020. ・研究ノート「ミュージックセラピーの研究におけるアートベース・リサーチの可能性」『京都華頂大学現代家政学研究』第10号,pp.31-37, 2021. ・研究ノート「京都華頂大学・華頂短期大学における学生の初年次教育の経験について:学生へのインタビューの質的検討を通して」『京都華頂大学・華頂短期大学教育開発センター研究報告書』第10号,pp.27-34, 2022. (共著) ・研究ノート「保育者を目指す学生が音楽療法を学ぶ意義:学生への質問紙調査を通して」『華頂短期大学保育実践研究』第22号,pp.75-85, 2023. ・研究ノート「非常勤講師が教育活動において困難さを感じる要因について」『京都華頂大学・華頂短期大学教育開発センター研究報告書』第11号,pp.29-36, 2023. (共著) ・「音楽療法の臨床における『音楽的な親密さ』とその治療的枠組みとの関連:音楽療法士へのインタビューを通して」『京都華頂大学現代家政学研究』第12号,pp.31-40, 2023. |
メッセージ | いろいろな経験がみなさんの力になると思います。 子どもの心を育む保育者を目指すみなさんには,ぜひ自分の心も大事にしてほしいと思っています。 |