今回のきらきらサタデーはプールに鮎を放ち自分たちで鮎をとって、塩焼きにして鮎の命を頂くという企画でした。

数日前から各クラスで私たちが食べて生きているのには、豚や牛、魚の命をいただいているというお話もしながら当日を迎えました。

学年によって鮎つかみの様子もちがい、年少児ではプールで泳ぎまわる鮎にびっくりして、泣き出したり、動けなくなる子もいました。

泳いでいた魚を焼くことに衝撃を受けて"鮎がかわいそう"と泣き出す年長児の女の子もいましたが、親子で命に感謝していただいたようです。

「自分でとったよ」「始めは怖かったけど、だんだん大丈夫やった」「あゆおいしかったね」と週明けにも会話が弾みました。

ボランティアのお父様方には鮎の串刺しや炭で焼く場所を担当していただき、みんなのおかげで素敵な日になりました。

 

＜ほっとひろばでのコメントを紹介します＞

今日のきらきらサタデー（鮎つかみと塩焼き）は、お疲れさまでした。
保護者の皆さまのご協力のおかげで楽しい一日となりました。
特にボランティアでご参加くださった保護者の皆さま、本当にお世話になり、ありがとうございました。
教職員一同感謝の気持ちでいっぱいです。

魚つかみやとった魚をその場で焼いて頂く体験はほとんどの子どもが初めてだったのでは？

教職員は心地よい疲れと達成感を感じた一日となりました。
子どもたちや保護者の皆さまはいかがでしたでしょうか？
その後のエピソードなどもぜひお聞かせください。

 

（あおい組（年長児）の保護者の方より）

今日は絶好の『鮎つかみ日和』でしたね。
朝早くから準備していただき、ありがとうございました。
子どもたちも待ちにまった『鮎つかみ』
幼稚園の階段を上りながら『いわしくん』と『しんでくれた』を子どもと読みました。
既に絵本を読んでもらっていた息子は私にあれこれ解説してくれましたw
そうだよね。　私たちの命は誰かの大切な大切な命を頂かないと生きられない命で、私たちの体の中で生き続けている命があるんだよねぇ。なんて話ながら教室へ。

先生からのお話もとても良かったです。
楽しい♪面白い♪だけでは終わらない今日のきらきらサタデー♪

さて、『鮎つかみ』最初はプールの中を泳ぎ回る鮎にびっくりしたり捕まえようとしてもヌルっとした感触にびっくりしてりでしたが、1匹捕まえるとコツを掴んだようで2匹目は早かったです。
そして洗って焼き場へ。
串刺しされる鮎を興味津々に見てました。
お友だちのパパさんが串刺しして下さっていたので、いつまでもいつまでも何匹も見ていたようです。

塩焼きになった鮎もガッツリいただいていました。

命をいただいた。
なんて感覚あるのかなぁ。とか思いつつ、
でも念押しするのもなぁ。と、思っておりましたら

今日の夕飯時に
これは豚の命をいただいて僕の体に...。
と話だし、おじいちゃんとおばあちゃんに説明していました。
豆腐は何の命？などと質問して
これは大豆の命、そして大豆をお豆腐にしてくれたお豆腐屋さんの働きや気持ちも全部いただこうね。
などと話していました。

たった数時間のイベントがこんなにも展開していくんだと感心すると同時に子どもの素直な吸収力に成長を感じた一日でした。

長文になりましたが、嬉しくて書き込みさせていただきました。
子どもたちの一番吸収しやすい形で大切なことをしっかりと伝えて下さる先生方に心から感謝しています。
今日は炎天下、お疲れさまでした。

あっ！久しぶりに元気な井上さんにお会い出来て嬉しかったです♪