華頂短期大学附属幼稚園

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新着情報

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2013年12月07日

きらきらサタデー「木のぬくもり!香り!すごさ!いっぱい感じてあ・そ・ぼ!」

12/7のきらきらサタデーは、ボランティアお父さんが朝早くから56人も来て下さいました。

まずは、木材の荷下ろしと運搬。けっこう重たい杉の木のパネル125枚と木の柱118本、大工さんごっこで使う材木や製作台、かなづちやのこぎりなどの用具類などたくさんたくさんの材料用具を、1Fの自動ドアから芝生広場までずらりと並んでバケツリレーのようにして運んでくださいました。(この運搬作業で次の日、筋肉痛になった教員もいましたが、お父さんたちは大丈夫だったでしょうか・・・?)

次は「大工さんコーナー」「この椅子なんの木?ゲームコーナー」「迷路コーナー」のチームに分かれて、遊びの内容を考えたり準備をしたりしてくださいました。

園児が登園する頃にはみなさん和やかないい雰囲気で、こちらの説明不足や時間配分、段取りの悪さなど、たくさんご迷惑をおかけしたにもかかわらず、どなたも快くいろいろなことを引き受けてくださり、最後の片付けまで一緒にして下さって、本当にありがたかったです。

お迎えに来られた保護者の方からも「こんなに立派な迷路だと思わなかったです。」「すぐに壊してしまうのがもったいないですね。」「素敵なテーブルと椅子ですね‼」など驚きと感動の声をきかせていただきました。

今回お世話になったフジノ工務店の藤野さんもとってもいい方で、迷路や木工でお世話になった上に、子どもやお父さんたちに、杉の木の柱の事も丁寧にお話ししてくださいました。和室に使用する床柱の話では「お家に畳の部屋がある人。」の藤野さんの問いかけに、ほとんどの子どもがポカーンとしていて、だからこそ、藤野さんたちが和室、日本家屋、北山杉、ひいては日本の林業に思いを込めてさまざまな活動をされていることがひしひしと伝わりました。予定していなかったお箸作りも「ぜひ子どもさんにカンナを使う経験を」と、ご用意してくださっていて、幼稚園のみなさんにと、杉の木の丸太を使った時計やクラスのネームプレートもプレゼントしてくださいました。

休み明け、みんなで作ったテーブルとベンチを2Fのロビーにおいておくと、登園するなり「わー、木の匂いやー‼」「ぼくらが作ったやつや‼!」とおおさわぎの子どもたち。さっそく、ベンチに座ってお話ししたり、おもちゃを持ち込んでままごとやごっこ遊びをしたり楽しんでいました。みんなで大切に使いたいと思います。

お父さんの大活躍エピソード

 迷路コーナーでは・・・

お父さんお手製のシールを貼る台紙(ペンダント)が配られ、首にかけてもらった子どもが喜び勇んで迷路に入ります。迷路の中にはシールを持ったお父さんたちがいろんな場所に潜んで待っていてくださいます。そこにたどり着くと・・・「お名前はなんですか?」「12月の前は何月でしょう?」「じゃんけんしよう。」等々、それぞれのお父さんが考えて下さった難題が繰り出されます。子どもは嬉しそうに答えたりじゃんけんをしたりして、クリアしたらシールを貼ってもらって大喜びしていました。

各年齢に合わせて問題の内容を変えたり、子どもの目線に合わせてしゃがんでくださったり、ステキなステキな笑顔も見せてくださいました。

大工さんコーナーでは・・・

事前に定規で図って鉛筆で印をつけておいたり、途中まで切っておいてくださったり、子どもたちにできることを少しでもさせてあげたいというお気持ちでご準備下さったことが伝わりました。工務店の方が作り方のレシピをご準備してくださると聞いていたので安易に考えていたのですが、び・び・びっくり‼ ほとんど一からの作業で、私たち教員なら図面を見てもさっぱりわからないような難易度の高い代物でした。(笑)なので、本当にお父さんがたくさんいてくださって本当に良かったです。(汗涙)

それでも、子どもが「やりたい!」と言えば、根気よくつきあって下さって、一人一人に本当に丁寧に手とり足取り教えてくださっていました。頭がさがりっぱなしです・・・

この椅子なんの木?のゲームコーナーでは・・・

何をどんな風にするかも全部お任せしてお父さんに決めていただきました。するとさっそく「先生、幼稚園中、物色していいですか?(笑)」と聞いてくださり、幼稚園の中にある木を使ったおもちゃや椅子、道具類をたくさん見つけ出してくださいました。杉、桜、ヒノキ、チーク、ラワン、カシ、ナラ、シナ、竹など、いろんな種類のおもちゃや用具が幼稚園にあることを私たちもあらためて知りました。

「これは何の木でできてると思う?」「これはね、さくらの木でできています。」「では、この椅子の中で桜の木でできている椅子はどれでしょう?」「10987・・・・1!」の掛け声とともに、太鼓を鳴らしてくださり、子どもたちはわくわくドキドキしながら椅子を探して座ります。楽しく遊びながら、いろんなことを教えていただき、木や木でできた物への関心や親しみも増したようでした。

その隣では、CDで音楽までかけてくださって、色のついた木の椅子が丸く並べてあります。音楽がとまるまで円の中をぐるぐる歩き、音楽が止まると「黄色の椅子!」などお父さんの声が。みんなは言われた色の椅子を探して大急ぎで座ります。盛り上げ方も抜群!子どもの人数に合わせてこまめに椅子の数や円の大きさも調節してくださって、楽しい楽しい椅子とりゲームでした。

 

さて問題! 次にあげる幼稚園にあるものは何の木でできているでしょうか?

    きね      ②まな板 ③がばん ④大型積木 ⑤跳び箱 ⑥ままごとの食器 

 

答えは、①カシ、②なら、③しな、④さくら、⑤ラワン、⑥竹 でした。

このほかにもお父さんにたくさん調べていただきました。



 

  • 巨大迷路作り

  • 迷路の中でお父さんとじゃんけんポン

  • ベンチとテーブル作りの子ども大工さん


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