
幼児期に確かな信頼と愛情のもと、思いっきり遊ぶ中で、試行錯誤したり、情操豊かに共に喜び合ったりする経験をした子どもたちは、小学校でも主体性を発揮し、集団の中で自律心や思いやり、向上心をもって、けじめのある行動ができるようになっていきます。幼児期の心の育ちこそ、「学校が面白い!勉強が面白い!」の根っこです。
教師との触れ合いを通じて安定し、その安定感・信頼感を基盤に、一人一人がしたいことをみつけて楽しんで遊ぶようになります。
「ぼくの世界」「わたしの世界」に生きている3歳児、みんなと同じことが同じように出来ることより、まず『自分なりの思いを出して遊ぶ』ことが大事です。その中で個々に応じた生活習慣や態度も少しずつ身につけていきます。

「ぼくも」「わたしも」と友達と一緒に過ごすことが楽しくなり、さまざまな活動に取り組みます。さまざまに感じたり試したりしながら、遊び込む楽しさを味わい、一人一人の力を十分発揮して、情操や思考力の芽生えを培っていきます。また、次第にクラスの一員としての自覚をもつようになります。

自らの発想を生かしながら必要性や目的に応じた活動をしたり、友達と協力して同じ課題に取り組み責任ある行動をとったりするようになります。仲間意識が高まると、自分のためではなく、人(友達)のために行動できるようにもなり、世界が大きく変わります。

●親子の関わり(絆)を第一に!
●家庭教育を補いながら!
●幼稚園ならではの体験を!
幼児期に向けて積み上げておきたい生活習慣や経験を、ご家庭と協力して幼稚園でも補います。同時に『発達段階を踏まえたあそびやあそびを通した学習、子ども同士の関わり』など、幼稚園ならではの生活や体験を通して心身を豊かに育みます。
