
2019年01月21日
新春お茶会
1/19(土)のきらきらサタデー「新春お茶会」では、裏千家のお二人の先生をはじめ、ボランティアのお父様とお母様(16名)にお世話になりました。
赤い毛氈を敷いた絵本の部屋に集まった子どもたち。部屋の中は凜とした空気の中に静かで穏やかな温かい雰囲気が流れていました。子どもたちもいつもと違うその雰囲気を敏感に感じ、少し緊張した面持ちで背筋を伸ばして先生のお話に聞き入っていました。特に年長の子どもたちは、作法についてのお話やお点前を真剣に見聞きしていました。
先生が和菓子屋さんにお願いしてくださり、"えくぼ上用"を。「にっこり笑った女の子のほっぺのようなお饅頭でね・・・」「あたらしい年を迎えてみんなのお顔も嬉しい笑顔ね・・」説明を聞いてかわいいおまんじゅうを嬉しそうに見ながら、左の掌に懐紙をのせて、その上のおまんじゅうを右手でちぎって少しずついただきました。
そしていよいよお抹茶。手をついてお辞儀をする事を教えていただき、運んで来てくださった保護者の方とお辞儀をして神妙におちゃわんを時計回りにまわして、お抹茶をひとくち・・・
3歳児の中にはどんな味がするかな・・・と半信半疑でまず指で少し味見をしてから食べる姿も・・・みんなが神妙で何もお話ししないので、保護者の方がにっこり笑ってくださったり、声をかけてもらってリラックスする姿もありました。
年長児は、お茶をたてることにも挑戦させていただきました。"時計の12時と6時で茶筅を動かす事"を聞きみんな一生懸命お茶をたてました。
終わった子たちがおいしかったよ!!と笑顔で報告してくれる口の周りが少し緑色になっていたのがかわいかったです。
みなさまのおかげで素敵なお茶会となりました。子どもたちは五感を通してたくさんの感動を得させていただいたことと思います。
とてもわかりやすく教えてくださった先生、やさしくていねいに一人一人の子どもに接してくださったボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。
いつもと違うお部屋の空気を感じて神妙な子どもたちでした。
優しい口調で丁寧ににお話をして下さり、子どもたちもよくお話を聞いていました。
お抹茶おいしかったよ。