
木のぬくもりや太陽のひかりとともに、青々と広がる芝生。法然上人の詠まれた「月かげ」に由来するデザインを採用した園庭。自然との調和を目指し、園児たちが日々の自然の移ろいを感じることができるように設計された園舎は、本園の教育理念を体現した空間となっています。

周囲を保育室に囲まれた円形の園庭です。初夏には芝生が青々と茂り、秋にはトンボやバッタなどがたくさんやってきます。ここで青空のもと、さわやかな風を感じながら食べるお弁当も格別です。

昔の日本にあった縁側の風景。ひなたぼっこをしたりままごとをしたりおやつを食べたり・・・。庭と部屋(廊下)を行き来しながら、外でも内でもない心地良い空間がありました。そんな空間(縁側)をイメージしたのが園庭をぐるりと取り囲むデッキです。
暑い日も寒い日も、雨の日もお天気の日も、ここは、子どもたちの居心地のいい縁側です。

木製の床、トビラ、机やイスなど、園児たちが木のぬくもりを身近に感じながら毎日の生活を送ることができます。各保育室の天井からは、法然上人の修行の地であった比叡山の空が見え、太陽光が注ぎ、優しい空間が広がります。

園児たちが自由に遊んだり、さまざまな全体活動や行事を行うことができるスペース。ここでみんなで幼稚園の仏様に手を合わせます。


木登りや木の実拾いなど、自然に触れながら遊ぶことができる広場。ブランコや総合遊具も設置しています。