
新園舎
コンセプト

園舎を含めた新しい華頂キャンパスのコンセプトは、人と人、心と心を「繋ぐ」こと。これは華頂の建学の精神である「法然上人の仏教精神」に基づくものであり、幼い子どもの教育の場である園舎には建物にも法然上人に「繋がる」思いが込められています。
園庭を囲むように位置する八つの保育室があり、その屋根は斜めを向いています。屋根が指しているのは法然上人の修行の地であった比叡山のある方向。各保育室の窓は比叡山の方向に空をあおぐように広がり、室内で遊ぶ園児の心は温かな明るい光を浴びて開放感にあふれます。
部屋の内部に斜めに高く張られた天井もこの窓とともに開放感を高めています。ふんだんに木を使い「心」を育てる場にふさわしい温もりをそなえています。
自然との調和・本物志向

園舎の新築にあたっては、景観の魅力を高め、自然と調和することも目指してきました。
保育室や廊下、机やいすなど園児が日常触れるものには、無垢の木をふんだんに使用しています。
建物の南側には木々の緑が季節ごとに表情を変える小さな林があり、ここは従来から園児たちが「森」といって探検ごっこをしたりして親しんできた場所です。草花や虫、鳥たちとも触れ合える豊かな自然環境を残しつつ、ここには固定遊具が点在し、全体として「わくわく冒険」のエリアになっています。そして、保育室からすぐにひろがる芝生広場の芝生はもちろん、天然です。ここで寝転んだり、思いっきり走ったり、緑の山々を眺めたり、「風と光」のエリアもまた、自然との調和を目指しています。
樹木に囲まれた園舎の屋根はすべて本瓦葺。短大学舎の大屋根と共に日本建築の伝統美を表す建物です。
幼いときこそ本物がもつ美しさ、温かさに触れる日々を。華頂幼稚園の園舎にはそんなメッセージが込められています。
