2019年05月29日
アンティークな素敵な時計をいただきました。
50年前にスイスから日本に来て、その後ずっと時を刻んできたアンティークな素敵なオルゴールの仕掛け時計をいただきました。今まで大切にされてきた事や、動くお人形は当時80歳のスイスのおばあさんが手作りされたというお話や、これから華頂幼稚園で大切にして欲しい!というお話を聞いた子どもたちです。時間になるとオルゴールが鳴って中のお人形が動く時計を職員室前の壁に飾りました。次の日から長い針が12に近づくと子どもたちが心待ちに集まってきます。小さな音のオルゴールの音色がみんなに聞こえるように「し~」「しずかにしてね」と話す子、絵本を見ながらちらちら時計を見て、気にしている子どもと様々です。動き出すと壁がオルゴールの共鳴板になるので、耳を壁に充てて音を聞いて楽しんでいます。何度も試して壁のどの場所がよく響くかわかっている子もいるようです。職員室で仕事をしていると「おにんぎょうさ~ん。うごいて~」と時計に話す姿にも心が和みます。引き渡しセレモニーの時にお休みした子が「これどうしたん」と聞くので、「新しく幼稚園にきたのよ」と話すと「違うよ!!古い時計やで」と訂正する3歳児!みんな時計に興味を持っているようです。素敵な宝物が増えました。これから大切にしたいですね。
みんなでお話を聞いて壁に飾りました。
オルゴールが鳴ると耳を壁に充てて聞いています
オルゴールと共にお人形が動く素敵な時計です。