2019年02月02日
きらきらサタデー おばけ節分会
日本に『お化け』と言って節分の日に仮装する風習があることをご存じですか?仮装と言えば、ハロウィンを連想される方が多いと思いますし、また、祇園など京都の花街では今も「おばけ」の風習が残っているので、それをご存じの方は「『お化け』は舞子さんや芸子さんが仮装すること」と思っておられる方もおられるかもしれません。
実は、この「おばけ」という節分の仮装の風習は京都を中心として江戸時代末期から昭和初期に盛んにおこなわれていたそうです。しかも、単に仮装して楽しむのとは違って大事な意味のある事だったようです。
そこで今回も昨年に引き続き、いつもの節分豆まきの行事に、京都の風習を少し取り入れて、
子どもたちに「節分お化け」を体験させたいと思い計画しました。みんなで変装し邪気を払います。
(事前の保護者向けのお手紙)
前日から「アンパンマンになるよ」「私はプリンセス」と当日を楽しみに会話が弾みました。
朝の通園バスでもいつも以上ににぎやかなバスで運転手さんからも「みんな朝から楽しそうでしたよ。バス停ではお母さんもお子さんと一緒にマリオになってくださっていてびっくりした。親子で和やかで良かった」という話も聞きました。お家の方のご協力もあり、いろいろな物に変装して友達と「すごい」「○○やん」と楽しそうな子どもたちでした。
今年は知恩院さんにもご協力いただき、仮装して邪気払いの参拝に幼稚園から歩いていきました。
幼稚園に帰ってみんなで福豆をいただき、歳の数の福豆を食べると幼稚園に赤鬼出現!!
大きな声で「おにわそと!!」と鬼に豆をまきました。
知恩院のお坊様から"仏さまは慈悲深く、たとえ鬼でも知恩院の大きなしゃくし(しゃもじ)で救ってもらえますよ。(知恩院七不思議のひとつ「大しゃくし」"というお話を聞いたので、幼稚園に出てきた鬼さんにも「知恩院さんにいってね。」といってみんなでやさしい鬼になってくれるよう見送りました。
バスを降りて勢至丸様に変装してご挨拶。
知恩院にみんなで変装して参拝しました。
おにはそと!!