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地域発展活性化センター主催により展覧会及びシンポジウムが開催されました。

1026日、地域発展活性化センター主催で平成25年度当センターの助成対象である「東山・鴨川地区を中心とした京都近代地域資料の解読・研究」の事業として、絵葉書・古写真・古地図の展覧会ならびに「歴史のない風景はない」をテーマとする展覧会開催記念のシンポジウムが開催され、参加者数は100名を超し盛況に終わりました。

シンポジウムでは冒頭に本学地域発展活性化センター長の秋山道男教授による挨拶の後、絵葉書蒐集家の森安正氏の「東山地域の特性とその街並み」、絵葉書研究者の生田誠氏の「絵葉書と都市、そして京都」、神戸女学院大学名誉教授で美学者の濱下昌宏氏の「歴史のない風景はない」、最後に本学教授で建築史家の川島智生氏の「華頂女学院の成立と建築位相」の講演が行われました。

講演終了後には、一名の地元住民の方が加わり5名のパネラーにより東山の持つ地域力と京都華頂大学の校舎やキャンパスが醸し出す景観との関係について、パネルディスカッションが行われました。

参加者に実施したアンケート調査によれば、学外者からは本学のキャンパスと東山から華頂山にかけての一帯が織りなす景観のすばらしさに感嘆される意見が多かった。学生からは祇園も含めて明治大正昭和戦前期の町の有した情緒やうつくしさの指摘、また改めて本学キャンパスのロケーションを見直したという意見が挙げられました。