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祇園祭でのボランティア【歴史学科より】

夏の京都を彩る祭といえば祇園祭。

今年は、49年ぶりに前祭・後祭と昔の日程で行われたと同時に、蛤御門の変で焼失した四条大船鉾は150年ぶりに復興を遂げる特別な祇園祭でした。

その四条大船鉾のボランティアに本学科の1・2回生24名がかかわることになりました。

ボランティアの仕事は粽授与・スタンプ押印、拝観券販売、拝観客の整理など。

最初は声も満足に出せない様子だった学生が、「大船鉾の粽どうですか」「手ぬぐいどうですか」と大きな声を張り上げ、拝観客の質問にもキビキビと答え、分からないことがあればお互いに話し合い接客につとめていました。

 

これまでは「見る側」だった学生たちが、裏方として祇園祭に関わる機会がめぐってくるとは思わなかったでしょう。

7月24日、御池通で山鉾巡行のしんがりをつとめ曳かれていく四条大船鉾を見ながら、そこに歴史学科の学生のさまざまな努力が込められているようでした。

後から学生たちに話を聞いたところでは、実際に動いていく鉾に自分たちがわずかながらも手伝うことができたことが良い経験になったと話していました。

 

学生たちも、ひとつの鉾がどれだけの人に支えられ保存され継承されてきたのかということを感じてくれたのではないでしょうか。