「福祉の華頂」として、50年以上にわたり人間の生活や健康を研究してきた華頂短期大学。その伝統をもとに、少子高齢化が進み複雑化する社会のニーズに応えて誕生するのが介護学科です。実務経験豊富な教員による指導で、健康・医療の基礎的な知識や、介護・福祉の専門技術を習得。さらに、心理学、社会学、音楽等のカリキュラムを展開し、豊かな教養を育みます。長い歴史の中で培ったノウハウやたくさんの卒業生とのつながりは本学ならでは。また介護福祉士の受験資格をはじめ、音楽療法士や介護保険事務管理士など、取得をめざすことができる資格も豊富。時代が求める広い視野と創造力で「次世代の介護」を実践する人材を育成します。
学びのポイント
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- 社会に役立つ学びで人間力を育てる
- 介護に必要な知識・技術の習得はもちろん、人間を理解することを基本におきます。そのためには、教養を深めるための幅広い分野を学び、自分自身の人間力をアップさせることが大切。人に寄り添うことのできる豊かな人間性と、幅広い視点を持った感性を磨き、社会に貢献できる人材を養成します。
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- 多彩な資格で幅広い将来像を描く
- 介護を学ぶことは「介護=施設へ就職」という選択肢だけではありません。人を支え、支えられるということは、誰もが日常的に行っている社会生活の基本。「人がより良い生活」を営むには、さまざまな方法があります。その方法を身につけるために必要な多彩な資格が取得できます。
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- 問題解決能力と指導力を身につける
- 現場でリーダーシップがとれる人材を養成することができるというのが、介護学科の大きな狙いです。めざすのは、科学的根拠を持ち、社会状況に応じて次世代の介護を考えることができる、ワンランク上の現場力。また、卒業後も最新の知識や技術の情報提供を行い、新たな資格取得を支援します。
学生Voice
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INTERVIEW 01
- 介護指導者には何が必要なのかを体験的に学ぶことができました。
- 「介護指導者演習」という授業では、自分が介護するだけではなく、これから介護を学ぶ人への指導方法について学びました。具体的には実習生を受け入れた時を想定して、指導方法、実習日誌へのコメントの書き方、テスト問題の作り方や評価基準など、教育、指示、管理の方法について学びました。私は高齢者施設兼障がい者施設に就職が決まったので、後輩との向き合い方やバーンアウト(燃え尽き症候群)防止の方法など、さまざまなテーマで学んだ経験はきっと将来に役立つと思います。また、授業で実際に後輩の指導をしてみて感じたのは、事務的に指示を出すだけではなかなか伝わらないということ。後輩への指導も人と人とのコミュニケーションです。お互いの理解を深めることで、はじめてチームとしての介護が成り立つということを学びました。